金沢の桜はまだこれからという所でしたが、大好きな兼六公園と近江町市場
そして、始めてだった21世紀美術館にも少しの時間を作って行ってきました。
駅から「まちばす」が出ていて主要道路を巡回していてどこで降りても100円で
乗れてとても便利でした。
実は、金沢には母のお墓があって、久し振りに参る事が出来ました。
内灘聖書教会の牧師を務める兄夫婦と一緒に内灘の海を見渡す美しい景色に
恵まれた墓地へ行ってきました。
兄の教会の大勢の人々に愛されて見送られた幸せな母の最後の数年間のことが
思い起こされます。
母はきっとどこに眠ろうが皆の心に生きていて、サンキュ~って言っていると思います。
苦労した母でしたが、明るくいつもニコニコしてユーモアを忘れませんでした。
そして、愚痴一つ言わなかった母でした。
なのに、今の自分は不平不満が渦巻いていて、世の中を、政治を、教育をなどとこじつけては
文句を言っています。
・・・・・が、不平不満は自分に帰ってくるだけだよね。・・・・という言葉がつきささって、母の笑顔を
もう一度思い起こしたくて墓前に参ってきました。
まだまだいい年して、何も解っていない無知で無力な自分にイヤにさえなっていました。
解らないからこそ、ありのままの自分で、人から聞いたり本を読んだりしながら
少しづつ覚えて、素直にならなければと思います。
小学校一年生になった時、祖母が虹色の鉛筆に 「明るく、直く、清らかに」 と金色の文字印刷を入れて
12ダースもプレゼントしてくれたことが今も忘れられません。
名前にある一字をいれてありました。 自分を飾らないで
明るく 直く 清らかに
沈んだ業界にいるせいか、落ち込んでばかりでしたが、少し元気が出てきました。